剣道審査

受審資格

表1.受審資格

段位 資格
初段 一級受有者で年齢満13歳の者(年齢基準は審査当日
二段 初段受有後1年以上修業した者
審査日の月内に資格を満たしていれば受審可)
三段 二段受有後2年以上修業した者
審査日の月内に資格を満たしていれば受審可)
四段 三段受有後3年以上修業した者
審査日の月内に資格を満たしていれば受審可)
五段 四段受有後4年以上修業した者
審査日の月内に資格を満たしていれば受審可)
  • 18歳以上の一般人(大学生・専門学生含)は必ず岩手県内の剣道協会に所属していること。
  • 上記表内の「審査日の月内」とは、前段取得の月単位で考えて良いということ。たとえば、初段取得日が前年の12/20の場合、二段を12/18の審査に受審できる(同じ12月であればよい)。

審査日より前に行うこと

1)審査費用の振り込み

審査費用(審査料と講習料)は、申し込み時に振り込みのこと。振り込み先は開催要項に掲載しているので確認すること。

表2.審査費用

段位 審査費用
初段 4,000円
二段 4,000円
三段 5,000円
四段 6,000円
五段 7,000円

2)学科審査

以下の問題について回答をあらかじめ記載して、審査当日受付にて提出する。
出題問題は、審査会開催要項に掲載される。問題の趣旨に沿って回答を記載のこと。

表3.問題

審査段位 問題
初段 下記2問のうちいずれか1問を出題する

  1. 三つの間合いを説明
  2. 気剣体の一致を説明
二段・三段 下記3問のうちいずれか1問を出題する

  1. 残心の説明
  2. 剣道試合・審判規則での禁止行為を説明
  3. 掛かり稽古の目的を説明
四段・五段 下記3問のうちいずれか1問を出題する

  1. 指導者として心構えを説明
  2. 四戒を説明
  3. 剣道形修錬の必要性を説明

審査当日の内容

3)実技審査

1人2回の実技審査を行う。

4)剣道形審査

表4.形審査内容

段位 内容
初段 太刀の形3本
二段 太刀の形5本
三段 太刀の形7本
四段 太刀の形7本と小太刀の形3本
五段 太刀の形7本と小太刀の形3本

5)合格発表

審査終了後、受審番号により発表する。合格者は指定の口座に合格者納付金(登録料と協力金)を振り込みすること。要項に振り込み期限を記載するので期限までに振り込みを完了すること。

表5.合格者納付金

段位 合格者納付金
初段 14,000円
二段 18,000円
三段 21,000円
四段 28,000円
五段 34,000円

6)その他

当日持参するもの

    • 剣道用具一式
    • 竹刀
    • 木刀
    • 筆記用具

冬季に実施される審査の場合は、防寒具を用意し、寒くないよう装備すること。

日本剣道形の再審

前回の審査で実技審査に合格したが日本剣道形で不合格となった者の日本剣道形の再審を認める。

再審の者は、審査申込用紙に「形再受審」と記入し、再審受審料を支払い再審査を受けること。