コンディショニング・剣道パフォーマンスアップ

コンディショニングに取り組んでいる中で、剣道の技術向上につながる部分をピックアップします。

足さばき

前後左右の重心バランスを整えることで、自由にどの方向にでもバランスを崩さず、素早く移動ができる
足指の動きを改善し足裏の接地面を広げることで、踏み込み前に飛ぶ際のふんばる力がより大きく床面に伝わる
股関節の自由度をあげることで、ひろげれる脚幅が大きくなり、より遠い間合いから飛び込むことができる
ふくらはぎ等の膝下の筋肉をより多く使うので、リセットをしパフォーマンスを向上させる

  • セルフチェック:足指先の方向チェック、足裏の接地面チェック
  • コンディショニング:足指わけ、足首ぶらぶら、足首まわし、足指まわし、足裏トントン(足指、足裏、膝下の筋肉のリセット)
  • コンディショニング:膝クルクル・トントン(股関節、膝関節まわりの筋肉のリセット)
  • コンディショニング:サムライシット

振りあげ振り下ろし

肩回りの筋肉をやわらかくすることで、肩を中心とした大きな振り上げ振り下ろしの動作がスムーズになる
スムーズになるということは振りのスピードがあがるということ

  • セルフチェック:腕のあげさげチェック
  • コンディショニング:肩回りから脇・腰までの筋肉リセット

発声

気合やメン・コテ・ドウの発声時、大きな声が出せるかどうかで自分の技が一本と認められるかどうか判定が分かれる場合がある
大きな声が出せるのかがポイント
大きな声を出せるようになるためには腹部から吐く深い呼吸ができる必要がある

  • コンディショニング:肋骨周りの筋肉のリセット
  • コンディショニング:立った状態で息を吐く、仰向けで息を吐く、うつ伏せで息を吐く(1回、3回、5回)

背中を使う

小さく鋭い技を自由に扱えるようになるためには、構え方が大事
構えがまえのめりで肩に力が入ると自分の剣が自由に扱えない
自由に扱えないということは小さく鋭い技を繰り出すための竹刀操作ができないとういこと
肩と腕の力を抜き、肩甲骨や背中の筋肉を使うことができれば腕から手首、手の指先全体が自由に使えいろいろな技が使いこなせるようになる
背骨を鞭のようにしならせることができれば技に冴えを加えることもできる

  • コンディショニング:胸椎回旋、仰向け膝ゆらゆら、仰向け膝トントン、仰向け肩トントン、横に寝て上の手ずらし、立った状態で肩だけひねり